Regions
地方
ポーランドは、海岸、湖水地方、深い森、山岳地帯など、多彩な自然に恵まれた国です。そこに各地の歴史や伝統文化が重なり合い、地域ごとに異なる魅力を楽しむことができます。
西ポモージェ地方は、バルト海沿岸に広がる海辺のリゾート地として知られ、海岸や断崖など変化に富んだ景観が魅力です。
東ポモージェ地方には、スウォヴィンスキ国立公園の砂丘やヘル半島、トゥホラの森があり、カシューブィ地方の民俗文化も受け継がれています。
マズーリ地方は、数多くの湖と森に囲まれた自然豊かな地域で、湖巡りやカヤックなどのアクティビティでも人気があります。
スヴァウキ地方は、氷河がつくり出した美しい風景と、多文化が交わる独特の雰囲気が魅力です。
ヴィエルコポルスカ地方は、ポーランド国家発祥の地として知られ、小都市や村々に歴史と伝統が息づいています。
シロンスク地方は工業地帯として知られる一方で、森林や山岳地帯にも恵まれています。
マウォポルスカ地方は、山々の自然と歴史ある町並みが調和した、変化に富んだ地域です。
ポトハレ地方はザコパネを中心とする山岳文化の里で、タトリ山脈と独自の伝統文化で知られています。
ポトカルパチェ地方では、ビェシチャディ山地の自然や木造教会など、この地方ならではの静かな魅力に出会えます。
ポーランドの旅では、それぞれの地域が持つ個性にふれることで、この国の奥深さをより身近に感じることができるでしょう。
ポーランドには、海岸線、断崖絶壁、湖水地方、深い森、山岳地帯など、多彩な自然景観が広がっています。さらに、各地にはそれぞれ異なる歴史や民俗文化が息づき、十字軍の要塞や古城、木造教会、伝統工芸など、土地ごとに個性豊かな魅力に出会うことができます。まるで宝石箱のように、さまざまな表情を持つ地域が集まっているのが、ポーランドという国の大きな魅力です。
ポーランド語のWielkopolskaヴィエルコポルスカを直訳すれば大ポーランド。今から1000年以上前に現在のポーランドの地にはスラヴ系のさまざまな部族が居住していました。9世紀には各地に部族の連合体が形成され、10世紀になってヴィエルコポルスカ地方に国家建設を行い、首都がグニェズノに定められました。記録によれば1257年6月15日に「ヴィエルコポルスカ」の名前が初めて登場したとされています。
国王ミェシュコ1世は966年にキリスト教に改宗しました。その結果、ポーランドはローマ・カトリック教会と強い結びつきがあったヨーロッパ世界に属するようになったのです。紀元1000年、グニェズノにおいて神聖ローマ帝国皇帝の オットー3世と、ミェシュコの息子ボレスワフ・フロブリ(ボレスワフ武勇王)の歴史に残る会談が開かれました。
旅行者のひとこと
「何千年もだれも開墾していない原生林の中に住むヨーロッパバイソン(ジュブル)の話を聞いて、今度はぜったいビャウォヴィエジャに行くと2年前から計画しました。そしてやっと念願のジュブルに会ってきました。ポドラシェ地方にはこういった原生林や琵琶湖ほどの大きさもあるビエブジャ湿原があって水辺にすむ動物たちのサンクチュアリになっていると聞きました。ビエブジャ湿原は次にはぜひ訪れてみたい場所のひとつです。それ以外にもエスペラント語を考案したザメンホフゆかりのビャウィストク、大昔にアジアから攻めてきたタタール人の子孫が住む村などこの地方ならではの魅力がたくさんで、あれもこれもと欲張りプランを立ててしまいそうです。
「今回旅行してきたのはマズーリ湖水地方でした。視察旅行に行きましたが最初はイメージもなにもわかないとにかく未知の場所でした。実際に振り返ってみると日本人好みで、スローでとても癒される場所だという印象を受けました。特に農場という泥臭く聞こえがちな施設をおしゃれにリノベーションしたプチホテルは快適なだけでなくて、雰囲気も十分楽しめますし、ロングステイにもいいなと思いました。オーガニックな野菜やハムやチーズ、ベーコン、ビールなど自家製の食材を使ったこだわり料理を暖炉のあるダイニングでいただくという絵のように素敵な夕食は最高でした。また、夜空にきらめく幾千の数えきれない星もとても印象的でした。
中心都市は三連都市とよばれるグダンスク、グディニア、ソポト。さらに北西にバルト海沿いに進むとヴェイヘロヴォ、ルミェン、レダの小三連都市がカシューブの文化を伝える中心地になっています。
バルト海の沿岸にあるスウォヴィンスキ国立公園、トゥホルスキェの森国立公園はポモルスキェ県の雄大な自然を感じられるエリアです。波紋のような模様がはるかかなたまで続く広大な砂丘は訪れる人を童謡「月の沙漠」の世界にいざなってくれます。すぐ横には森、海、そして淡水の生物が生息する湖もあり動植物の生態系という視点からも大変興味深い地域になっています。
旅行者のひとこと
「バルト海の白井砂浜!初めてみました。白くてふんわりとした砂の感触はすごい。海の水は結構冷たかったけど、夏の太陽の下でゴロゴロするにはうってつけ。海岸線はバカンス客でにぎわってますよね。ホテルも充実です。豪華ホテルから安いペンションまでいろいろチョイスできますから、予算と好みでだれでも楽しめる場所かなと私的には思います。
旅行者のひとこと
「いつかポーランドに行きたいなとは思っていたのですが、とにかく情報があまりなくてよくわからずにちょっと悩んでいたのです。それで、まずは名前になじみのあるワルシャワから始めることにしました。
実際に行ってみて、まったくイメージがかわりました。すごくいいところだなと思いました! ワルシャワの歴史地区やミュージアムめぐり、繊細なショパンの音楽を堪能したピアノリサイタルにグルメ三昧。どれもこんなに安くて本当にいいのって思う値段でびっくり!また行きたいですね。そして次はワルシャワの周辺まで足をのばしてみたいなと思います。
マゾフシェ県はポーランドの16ある県のひとつであり、人口は520万人。首都ワルシャワを擁するこのポーランド最大の県は、大都市に隣り合うように広大な自然が拡がっています。
クヤーヴィ・ポモージェ地方はコペルニクスの生誕地であるトルン、そして小ベルリンと言われる瀟洒な街並みが美しいビドゴシチ、その他にもこの地方にはシャファルニアを代表とするショパンの足跡が残る場所もたくさんあります。クヤーヴィ・ポモージェ地方はコペルニクスの生誕地であるトルン、そして小ベルリンと言われる瀟洒な街並みが美しいビドゴシチ、その他にもこの地方にはシャファルニアを代表とするショパンの足跡が残る場所もたくさんあります。
ウツキェ地方 (ウツキェ県)
ウッチといえば映画と紡績の街というイメージが古くからこの街を知る人の記憶に強く残っているかもしれません。文化創造と近代工業のさきがけを担ったウッチは現代ポーランドにとっては無くてはならない都市です。19世紀にめざましい発展を遂げ、かつてはポーランドのマンチェスターと呼ばれ繊維工業で栄えた大都市で、ワルシャワからは南西に133kmの距離にあります。
ルブシュ地方(ルブスキェ県, lubuskie)
自然が残る西ポーランドのルブスキェ地方は温暖な気候のおかげでワイン用のふどう作りが盛ん。まるでフランスのような畑が続く風景がとても印象的です。
ポーランドは緯度が高く、気候が概してぶどうの栽培に適さないためワインの製造は殆ど行われていませんが、この地方は例外です。ジェロナ・グラにはワイン博物館があり毎年9月には大きなワイン祭りが開催されています。このフェスタではここだけのご当地ワインをたっぷり楽しむことができます。のどかで時間がゆっくり流れる癒しを求めて旅するならルブスキエ地方はおすすめです。ルブスキェ地方はポーランドの西の国境線に従って南北に広がります。なかには、ユネスコ世界遺産に指定されているムジャクフ景観公園やそのほかの価値ある史跡が多数あるエリアです。
ポーランドの南西部、チェコ国境の近くに位置するドルヌィ・シロンスク地方は第2のロワールと言われるほど古城の多いエリア。
古城を利用した古き良き時代のエレガントな貴族の生活を体験できるホテルも数多くあります。またこの地方は良質のミネラル分を含んだ湧水が出ることから、健康促進のための保養地が南部国境地帯を中心に発達しました。たとえばショパンが立ち寄ったドゥシニキ・ズドゥルイDuszniki Zdrój、その横にあるクドヴァ・ズドゥルイKudowa Zdrój、ポラニツァ・ズドゥルイPolanicaZdrójなどは温泉リゾートとして有名です。またチェプリツァ・ズドゥルイには国内で最も温度が高い源泉90℃の温泉があります。温泉といえばまずは温かいお風呂というイメージがありますが、ポーランドでは日本の温泉よりも水温が低い場合が多く、スパなどの施設では入浴用には加熱して利用していることがほとんどです。温浴ももちろんですが、人気ナンバー1は、やはり鉱水の飲み歩きです。それぞれの鉱水にはさまざまな疾患の治癒を助ける効能があり、訪れる人々はおみやげにもなるカップを片手に水飲み場を巡ります。
旅行者のひとこと
「オポレの花柄の陶器、あれは磁器だそうですが、まえに都内のお祭りで見ました。それでもしポーランドに行くことがあったらあの陶器を作っているエリアにぜひ行ってみたいなと思ったのです。実際にオポレ地方を旅してまるでお姫様が出てきそうな美しいお城や坦々と広がる大地いっぱいの咲いている黄色い菜の花畑、おいしい料理とワルシャワやクラクフとは違った観光客だらけでない落ち着いた雰囲気があるオポレの街並みが印象的でした。
シロンスク地方はドイツ名ではシレジアといい、昔から石炭の産出地として国と国の勢力争いのはざまに立たされてきました。
中心都市はカトヴィツェ。工業・鉱業を中心に成長した大都市で、現在は国際空港があり、幹線道路や列車の十字路として交通の要所として知られています。炭鉱業とシロンスクは切っても切り離せない関係にあり、現在もその産業遺産を生かしたミュージアムや炭鉱労働者のために20世紀初頭に建てられた近代的な住宅群など、この地方ならではの見どころがそろっています。
夜を忘れてしまうクラクフの街!とにかくミュージアムがたくさんあるクラクフでは展示から展示へと芸術鑑賞三昧。日本では美術館に入るのは高いですからできるだけ楽しんできました。それからテーマを決めた教会めぐりもよかったです。私はロマネスクの教会めぐりをやってきました。ありとあらゆるところをしっかり見て歩いたつもりなのに、まだまだ見落とした場所があるんじゃないかなって気分です。南のタトリ山地ではザコパネをベースにトレッキングに挑戦。いろんなコースがあるのでだれでも歩くことができます。ザコパネのグリル料理やあの毒l得なフォーク音楽、本当にまた行きたくなってしまいますね。
太古の昔より黒々とそびえる山脈。
このエリアにあるシフィエントクシスキ国立公園には、その山脈ウィソグリ(禿山の意)が含まれています。山頂に近い部分のかなりが岩場で占められていることでも知られる山地です。
旅行者のひとこと
ポトカルパチェ地方というのは地図をみるとポーランドの本当に南東の隅にあって、とても遠いイメージがありました。でも、県内には国際空港もあってドイツから飛行機で入ることができました。そこからバスにゆられて数時間行くと本当に自然の宝庫といえる美しいベシチャディ山地に到着です。清らかな川や滝はマイナスイオンがたっぷりといった感じで、趣味のバードウォッチングもたっぷり楽しむことができました。今回は遭遇しませんでしたが、ここにはまだ野生の狼が生息しているそうです。こんな自然があるのはヨーロッパ広しといえどもここだけじゃないかなと思い出いっぱいで帰国しました。
旅行者のひところ
「ヴィスワ河畔の街カジミエシュ・ドルヌィとルブリン、ザモシチに行ってきました。カラフルな建物が並ぶザモシチは街ができた歴史も興味深く、またルブリンは古 い街並みが戦前のまま残る味のある都市でした。カジミエシュ・ドルヌィは文人が愛した街というだけあって風流で、心の癒しを感じる町でした。