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豊かな自然環境

豊かな自然環境

思わず目を疑うような巨石、希少な動植物、移動する砂丘、広大な湿地・・・。ポーランドはおよそこの地球上にありうる全ての自然環境を備えているといっても過言ではありません。自然とふれ合って過ごすにはまさしく理想的な土地なのです。

ダイビングがお好きなら・・・

ハンチャ(Hańcza:ポーランドの最も深い湖)を訪れてみてはいかがでしょう。この湖は湖底が非常に急な傾斜を持っており、いくつもの小さな洞穴が開いています。およそ110メートルの水深がありますが、水は極めて透明度が高く、酸素量も豊富なことから、希少種の魚も多く棲息しています。水中探検には理想的な場所です。

登山家のあなたは・・・

ストウォヴェ山地(Góry Stołowe)の見事な地形にきっと驚かれるに違いありません。ここはポーランドで唯一の、テーブルマウンテンで構成されている山地で、それが風や水によって侵食されることで独特の地形が作られました。特徴的な地形には、とんがり耳(Ucho Igielne)、馬の頭(Koński Łeb)、マンモス(Mamut)などといった名前が付けられています。

珍しいものをお探しなら・・・

それはポーランドで最も乾燥した地域にあります。ブウェンドフスカ砂丘(Pustynia Błędowska)―国内唯一の砂漠地帯で、10kmもの長さにわたっています。カヴァレロヴィチ監督の映画「太陽の王子ファラオ」でもここが撮影に使われました。最近まで、蜃気楼も見られることがありました。けれどもそれよりも珍しいのはスウォヴィンスキ国立公園(Słowiński Park Narodowy)内の砂丘でしょう。まるで巨大な亡霊のように、年間10mという驚くべきスピードで移動するこの砂丘は、これまでに既にいくつもの村を飲み込んでしまいました。

ありのままの自然を体感したいなら・・・

中央ヨーロッパ最大の湿地帯ビェブジャ(Bagna Biebrzańskie)に是非足を運んでください。運がよければコミミズク、シギ、シャクシギ、ツル、クロライチョウ、アジサシをはじめとする無数の野鳥たちと出会えます。ここには湿地帯を棲みかとする野鳥たちが希少種も含めて実に300種近く生息しているのです。彼らの繁殖地であるこの湿原はポーランド最大の国立公園ともなっています。
もう一ヶ所忘れてならないのはビャウォヴィエジャ原生林(Puszcza Białowieska)です。ヨーロッパ平原に残された最後の原始林地帯で、ポーランドとベラルーシ国境にまたがっています。ポーランド側の森林地帯には400頭ものヨーロッパ・バイソン(ポーランド語でジュブルżubr)が棲息している他、「オークの道」(dębowy szlak)と呼ばれる観光ルートが整備されており、樹齢何百年ものカシが生茂る中を散策することができます。これらの木々にはかつてこの森で狩を楽しんだリトアニアの王や王子の名前が付けられています。

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