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ワルシャワで馬の脚の速さを競ったという記録に残っているのは1777年で、本格的な競馬と競馬馬の飼育の歴史は1841年にポーランド立憲王国競馬協会ができてから始まりました。 当時のレースは現在のルブリン合同広場(Plac Unii Lubelskiej)近くのモコトゥフ・フィールドで行われていました。1863年から翌年にかけての1月蜂起があった際に中断はしましたが、隣国の干渉による厳しい時代にもワルシャワっ子の競馬熱は消えることはありませんでした。競馬はすたれるどころか、1887年にはポーランドの馬がロシア帝国の全ロシア杯を制覇。ワルシャワはヨーロッパでも指折りの駿馬を見られる場所としてその名を馳せたのでした。馬の受難の時代だった第1次世界大戦は、優れた馬たちをオデッサに疎開させて難を逃れ、戦後には再び美しい馬の姿を見られるようになりました。 1920年代になり、手狭になったモコトゥフ・フィールドから競馬場を移すため1925年にスウジェヴィエツに150ヘクタールの土地を調達し、当時のお金で59万ズウォティをかけて建築工事が始まりました。1939年に新競馬場が完成し、同年6月3日に初のダービーがスウジェヴィエツ競馬場で開催されました。しかし、1939年9月1日の第二次世界大戦の開戦により競馬は中断。施設はナチスが軍用施設として徴用したことから、建物はほぼ無傷で残りました。戦後になり、1946年だけで237のレースが開催され、160頭を超える馬が出馬したといわれています。 馬や歴史が好きな方にはとても興味をそそられる施設ではないでしょうか? 写真 
 
ワルシャワの競馬場にお出かけになってみませんか?
レースの日程および入場券等についての情報は下のホームページ(英語)にくわしく掲載されていますのでごらんください。

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