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北ポーランドの移動砂丘は鳥取砂丘の70倍

バルト海に面したスウォヴィンスキ国立公園には広大な砂丘があります。約3万2千ヘクタール、東京ドーム約7000個分、
日本の鳥取砂丘が東京ドーム117個分の面積であるのと比べるとそのスケールの大きさがよくわかります。
スウォヴィンスキ国立公園を歩くとわかりますが、あちこちにある枯れ木はかつては緑美しい森であったところなのです。
森を砂丘の砂が徐々に浸食してゆくことによって枯木の森が残されてとても奇妙な景観が生まれました。
この国立公園の半分以上は水域生態系。公園にはポーランド国内で最大級の沿岸湖ウェプスコとガルドノ(両方とも淡水)、

そして塩水のバルト海沿岸水域が含まれています。また移動砂丘の規模は欧州屈指の規模。スウォヴィンスキ国立公園には

250種以上の鳥類が生息しているのでバードウォッチングが好きな方には絶好の場所。中でも水辺や泥濘の生息地と結びついた種、とくにツクシガモ、ハシビロガモといったカモの数が非常に多く、カオジロガンのような変わった鳥も。
最後になりましたがスウォヴィンスキ国立公園は世界生物圏保護区(MAB計画)に指定されており、さらにラムサール条約の保護区ともなっています。ここを訪れるなら澄みきった青空と白い砂が美しい夏がおススメ。バルト海まで出て波打ち際を素足で歩くと心洗われる気分になります。日頃の喧騒を忘れるには最高の散策ルートです。


白い砂丘ウォーキングの次に来るのはこんな風景。バルト海です。渚でひと休み。晴れた日ならサングラス、飲み物、日傘か帽子必携です。
砂丘は靴を脱いで歩きます。真夏はからっと暑いですが、日本の夏のようにじりじりと焼け付くような感じではありません。
波打ち際を裸足で歩いて松林に近づくと日陰の砂のひんやりとした心地よさが感じられます。
お帰りは湖側の船着き場から遊覧船で公園の入り口まで戻るのもよいでしょう。

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