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ヴロツワフ

千年以上の歴史を誇るヴロツワフは、一度は必ず訪れたい街のひとつ。ポーランドの西部に位置し、歴史的にドイツ領であった時代も長く、シロンスク(シレジア)地方の中心都市として文化・経済ともに栄えてきました。町を横切るオドラ川には12の島があり、それを結ぶのは100本以上の橋。12の島のなかにあるオストルフ・トゥムスキは歴史の町ヴロツワフでも一番古い地区といわれます。6世紀に存在したといわれるスラブ人の集落、13世紀にはモンゴル人の進入、14世紀にはボヘミア侯、さらにハプスブルク帝国に組み込まれた後、1945年まではドイツ領といろいろな国と文化の影響を受けたことで、ヴロツワフにはここだけしか出会うことができないコスモポリタンな文化遺産が数多く残っています。

【ヴロツワフへのアクセス】
空路 ワルシャワのほか、グダンスクへの直行便(2011年7月1日就航)、ヨーロッパの各地への便がありますが、日本からヴロツワフに入るにはフランクフルト、ミュンヘン経由が便利。空港から市内へは市バス406番またはタクシーを利用。
陸路 ワルシャワからの所要時間は列車で5時間から6時間。クラクフからは4時間程度。

【旧市街への道順】
本駅から旧市街まではおよそ1km。駅前のピウスツキ通り(ul. Marszałka Józefa Piłsudzkiegoを西に向かって5分ほど行くと左手にHotel Scandic Wrocławが見えてきます。その手前を右に折れたところから始まるのがシフィドニツカ通りul. Świdnicka。この通りに沿ってさらに北に進むと旧市街地区に到着です。


【見どころ】

ヴロツワフ中央駅
 
列車到着するのは古きよき時代のヨーロッパを思わせるヴロツワフ中央駅。堅牢な城壁に囲まれたような印象を受けるヴロツワフ駅の構内は映画にも度々登場するだけあって実に見事。ここの第3ホームには、出発する電車に飛び移るシーンの撮影中に亡くなったポーランドの名優ツィブルスキを偲んで建てられた記念碑があります。

旧市街広場

   
昔から市民の生活の中心となってきたのがこの広場。中央にあるのは、ゴシックとルネサンスの美の調和がみごとな旧市庁舎です。14世紀末から15世紀初頭にかけての建物といわれます。ここの地かつて町の政治の中心となっていたこの建物は市立美術館物館として公開されています。

開館時間:水~土 10:00-17:00 日10:00-18:00 月・火休館
ホームページ:www.muzeum.miejskie.wroclaw.pl

ピヴニツァ・シフィドニツカ Piwnica Świdnicka
市庁舎の半地下にあるのビアセラー「ピヴニツァ・シフィドニツカ」Piwnica Świdnickaはヨーロッパで一番長い歴史を誇るビアセラーで創業は1273年。地元の名士や名門の貴族たち、ゲーテやショパンといった有名人が数多く訪れています。
営業時間:12:00から深夜(最後のお客様が帰られるまで)ランチ平均:20~70PLN
ホームページ:www.piwnicaswidnicka.com

 金陽の館 Kamienica Pod Złotym Słońcem
16世紀築のこの建物は、領主がシロンスクを訪れた際にヴロツワフで宿泊するために利用されていました。この建物の裏側には、ポーランドでたった一つといわれるメダル博物館Muzeum Sztuki Medalierskiejが各種のメダルや勲章などが展示されています。

ヴロツワフ大学博物館 Muzeum Uniwersytetu Wrocławskiego

現在、ある大学本館は、1659年にイエズス会に払い下げられた土地に1702年に神聖ローマ皇帝レオポルド1世(1640-1705)が建てたもので、2002年に創立300年を迎えました。1階のヴロツワフ大学博物館にあるレオポルディア講堂(Aula Leopoldina)は豪華絢爛なバロック様式の講堂。さらに音楽ホール「オラトリウム・マリアヌム(Oratorium Marianum)」に響き渡る調べは200年前から変わることなく、今もなお聴衆の心を魅了し続けています。

 所在地:pl. Uniwersytecki 1
開館時間:10:00-15:30水曜日休み
ホームページ:ヴロツワフ大学博物館

オソリネウム図書館 Ossolineum

オソリネウム図書館があるのはかつての聖マチェイ修道院です。作家であり収集家でもあったユゼフ・マクシミリアン・オソリンスキによって、設立時にはポーランド領であったルヴフ(現在ウクライナ・リボフ)に1817年に設立されたオソリネウム図書館が1946年にこの地に移設されました。ここには、ポーランドの詩聖アダム・ミツキェヴィチの代表作「パン・タデウシュ」の手稿やレンブラントの版画などが保管されています。
所在地:ul. Sołtysowicka 24

ラツワヴィツェの展望美術館 パノラマ・ラツワヴィツカ Panorama Racławicka

円筒型の建物の中に360度の大パノラマとして見えるように収められたラツワヴィツェの戦いの図は1794年4月に帝政ロシアに抵抗し、愛国心に燃える軍人タデウシュ・コシュチューシコが4100人の正規軍と2000人の農民兵を指揮して起こした蜂起を19世紀ポーランドの巨匠ヴォイチェフ・コサクとヤン・スティカが描いたもの。絵のサイズは15m×120m、直径は38mという超大作です。コシュチューシコはアメリカ独立戦争に参加し、ワシントンの副官として戦ったことでも有名です。
所在地:ul. Jana Ewangelisty Purkyniego 11
ホームページ:www.panoramaraclawicka.pl

聖女マリア・マグダレナ教会 Kościół św. Marii Magdaleny
1150年から1175年に完成したこの教会の門はロマネスク様式の時代のものであり、その芸術的価値の高さはヨーロッパ屈指のものとされています。砂岩でできた8つの柱に支えられた湾曲部には聖母マリアとイエス・キリストの生涯が描かれています。もともとは近くのオウビンOłbinという町にあったものですが、1529年にヴロツワフに移設されました。
所在地: ul. Szewska 10

聖マグダラのマリア教会

ヤトキ通り ul. Jatki
広場からちょっと中に入れば、中世さながらの雰囲気を満喫できるヤトキ通りがあります。木造りの軒が出たアートギャラリー、工房などが立ち並ぶ隠れた人気スポット。広場からオドジャンスカ通りul. Odrzańska通りに沿って北に150mほど進んだ右手にあります。

ヤシとマウゴーシャの家
Kamieniczki Jaś & Małgosia
「ヤシとマウゴーシャ」というのは、ポーランド語でのヘンゼルとグレーテル。それにちなんだかわいらしい建物が旧市街にあります。向かって左にあるゴシック・ルネサンス様式の小さい方が「ヤシ」と呼ばれ、バロック様式のマウゴーシャは右側の大きな方になります。ふたつの建物の間には、18世紀になってあたかも仲良く手をつないでいるかのように取り付けられたアーチがあります。「ヤシとマウゴーシャ」の愛称は第二次世界大戦後に東部ポーランドがウクライナ領になった際に、ヴロツワフに移住した住民によって付けられたそうです。ヤシのとなりにはヴロツワフ名物のこびとたちの住処への入り口があります。
所在地: ul. św. Mikołajaとul. Odrzańskaの角

聖エリザベト・ガルニゾン教会
Kościół Garnizonowy św. Elżbiety
「ヤシとマウゴーシャ」の背後にあるガルニゾン教会は市内で2番目に大きな教会です。1976年に建設工事中に起きた火事によって焼失し、1997年にその修復はやっと終わりました。高さ83mある教会の塔からはヴロツワフの近郊まで広く見渡すことができ、天気がよければチェコとの国境にあるスデティ山地を望むことができます。

所在地:ul. Św. Elżbiety 1/4
ホームページ:www.elzbieta.archidiecezja.wroc.pl

ドゥニコフスキ・ブルヴァール
Bulwar Dunikowski
オドラ河畔にあるこの公園からはオストルフ・トゥムスキが見渡せる絶好のフォトスポット。シーズン中にはこのちかくにあるピアスコヴィ橋Most Piaskowy付近から遊覧船が出ています。通常の観光ルートとは一味違ったヴロツワフの魅力が発見できるかもしれません。

オドラ川のクルーズ
4月から10月半ばまで運行。所要時間40分から90分程度。 Hala Targowa - Bulwar Włostowica -Most Zwierzynieckiの3箇所に止まります。

オストルフ・トゥムスキ Ostrów Tumski
ヴロツワフの真珠といわれるオストルフ・トゥムスキは市内でもっとも古い地区。紀元1000年前にはピアスト王朝のボレスワフ英雄王がこの地をカトリックの重要な拠点として司教座を設置しています。

聖ヨハネ大聖堂 Katedra św. Jana Chrzciciela
このバプティスマのヨハネ大聖堂はオストルフ・トゥムスキ地区のなかでもっとも貴重な中世建築といえるでしょう。第2次世界大戦で戦災を受け、1950年代に再建された現在の大聖堂の原型は12世紀後半からここにあったロマネスク様式の大聖堂でした。中央聖壇と身廊、側廊は13世紀から15世紀、塔と正面入り口上の湾曲部分は15世紀のバロック様式になっています。「永久の眠りにつく聖母」が描かれた聖壇は、クラクフにある聖マリア教会の有名な聖壇を手がけたヴィト・ストフォシュの作風にならった名作として知られています。 聖壇の後ろにある礼拝堂の中でもイタリアの名工によって築かれた「聖エルジュビェタ」礼拝堂(1680‐1700)は有名です。また大聖堂の塔からはヴロツワフの全景とオストルフ・トゥムスキのパノラマを楽しめます。このとなりにはカトリック教会関連の美術品のコレクションで知られる大司教区博物館Muzeum Archidiecezjalneがあります。
拝観時間:月~土曜10:00-16:00日14:00-16:30
所在地:pl. Katedralny18

植物園 Ogród Botaniczny
小さな庭園から始まったこの植物園は200年近くにわたってヴロツワフの人々の憩いの場となってきました。生命の息吹を感じる春には色鮮やかな花が目を楽しませてくれます。
所在地:ul. Sienkiewicza 23
開園時間:4月~11月8:00-18:00、温室10:00-18:00
ホームページ:www.biol.uni.wroc.pl/obuwr/

自然博物館 Muzeum Przyrodnicze
1814年に開館した自然博物館には、珍しい植物や種子、動物や昆虫など千種類以上が常時展示されています。子どもも大人も年齢に関係なく楽しめる博物館です。
所在地:ul. Sienkiewicza 21
開園時間:火曜~金曜9:00-15:00土・日10:00-16:00
ホームページ:www.muzeum-przyrodnicze.uni.wroc.pl/eng/index.php

世界遺産 百年記念会館 Hala Stulecia
百年記念会館の由来は、(ドイツが)ナポレオンのフランス軍に勝利を収めた1813年のライプツィヒの戦い(またの名を諸国民の戦い)から100年目を記念して建てられたことにあります。 天上を覆う円形ドームは直径が67m、高さは43mで、円蓋の頂きの部分は鉄鋼材とガラスで出来た明かり取りの天窓になっています。建物全体はドームを中心に正十字に翼を拡げた四葉型になっており、音響効果を高めるため壁を木材やコルクを混ぜたコンクリートの遮音層で覆うなどの工夫が凝らされています。
アクセス:ヴロツワフ中央駅から市バス145、または146を利用、"HALA STULECIA"下車
開館時間:8:00~19:00
ホームページ:www.centennialhall.eu

シチトニツキ公園 Park Szczytnicki
市内にある数多くの公園のなかでも最大規模であるシチトニツキ公園。その始まりは1785年にシチトニツキ家が作った庭園でした。1913年に開園した日本庭園は、日本の造園専門家の手によりいっそう日本情緒が漂う公園として再整備を行い1997年から公開されています。
所在地:ul. Mickiewicza

動物園 Zoo
テレビ番組で大人気となったヴロツワフの動物園は、動物園といえばだれもがヴロツワフと言うほど有名なスポットです。国内でも最大の規模を誇り、5千以上の動物が飼育されています。
所在地:ul. Wróblewskiego 1-5
開園時間:4月~9月9:00-18:00(日祝19:00まで)
3月と10月9:00‐17:00、11月~2月9:00‐16:00
ホームページ: www.zoo.wroclaw.pl

旅のインフォメーション
❖ツーリストインフォメーションTourist Information Center
 所在地: Rynek 14(旧市街広場)
 営業時間 4月~10月9:00-21:00
 11月~3月 9:00-19:00 (年中無休)
 ホームページ www.um.wroc.pl
ヴロツワフ市全般に関する情報 www.wroclaw.pl
旅行者向けヴロツワフ情報 www.wroclaw-life.com/
空港インフォメーション www.airport.wroclaw.pl

ヨーロッパ文化都市2016公式ホームページ http://wroclaw2016.pl/
 
ここからヴロツワフの観光マップをダウンロードしよう!おすすめの観光ルートも図解してあります。

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