ポーランド南部、シロンスキェ県にあるタルノフスキェ・グルィとその近郊には2017年に世界遺産となったタルノフスキェ・グルィの鉛・銀・亜鉛鉱山とその地下水管理システムがあります。この世界遺産は28の複合遺産であり、鉱石採掘とそれに伴う地下水の排水システムや飲料水利用に関するひとつの事業体を形成しています。
シロンスキェ県はもともと中央ヨーロッパの重要な鉱山地域として知られていますが、このタルノフスキェ・グルィの坑道、立坑と地下水を管理するシステムを含む鉱山全体が歴史的価値を持つ遺産としてユネスコ世界遺産に登録されました。
鉱山としては15世紀から20世紀まで採掘が続き、世界遺産に指定された箇所のほとんどが地下にあり、地上に出ているのは19世紀の19世紀の蒸気水ポンプ場の跡などの一部となっています。タルノフスキェ・グルィの鉱山は現在では2キロ弱の見学ルートがあり、鉱山博物館も併設されてこのエリアと鉱業の歴史の中のかかわりを学ぶことができます。さらに詳しい観光情報についてはhttp://kopalniasrebra.pl/en/homepage/ をごらんください。
タルノフスキェ・グルィの鉛・銀・亜鉛鉱山は貴重な42か所を結ぶ産業遺産ルートの一部にもなっています。
さらに、シロンスキェ県にはこのエリアのカルチャー、歴史遺産、スリリングなアドベンチャーなどをテーマに数多くのアトラクションを楽しめるスポットがいっぱい! シロンスキェ県公式ウェブサイトで詳細をご確認いただけます。
タルノフスキェ・グルィの鉛・銀・亜鉛鉱山とその地下水管理システム
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