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マゾフシェ地方

 旅行者のひとこと

「いつかポーランドに行きたいなとは思っていたのですが、とにかく情報があまりなくてよくわからずにちょっと悩んでいたのです。それで、まずは名前になじみのあるワルシャワから始めることにしました。
実際に行ってみて、まったくイメージがかわりました。すごくいいところだなと思いました! ワルシャワの歴史地区やミュージアムめぐり、繊細なショパンの音楽を堪能したピアノリサイタルにグルメ三昧。どれもこんなに安くて本当にいいのって思う値段でびっくり!また行きたいですね。そして次はワルシャワの周辺まで足をのばしてみたいなと思います。

マゾフシェ県はポーランドの16ある県のひとつであり、人口は520万人。首都ワルシャワを擁するこのポーランド最大の県は、大都市に隣り合うように広大な自然が拡がっています。

主要都市は首都ワルシャワ、ラドム、プウォツクなど。風光明媚なこの地方には、心安らぐ田園風景が広がり、ヴィスワ川のほかにブク、ナレフといった河川の渓谷美、首都ワルシャワの西にあり、新鮮な空気を供給する森林「カンピノス国立公園」、さらに9つの景観公園、自然保護地区にいたっては171ヶ所もあり、自然のなかでのアーバンライフをゆったり楽しめるエリアです。

ピアノの詩人として日本でも人気のあるショパンが生まれたのもこの地方。そして彼の作品に大きなインスピレーションを与え続けたのが故郷のマゾフシェの風景でした。
ワルシャワの西60キロほどのところにあるジェラゾヴァ・ヴォラ村では、1810年にショパンが誕生した家をミュージアムとして一般公開しています。5月から9月までの週末にはここの庭園でショパンの名曲を楽しむことができるピアノコンサートも開催されています。

一年のどのシーズンもクラシック音楽ファンや世界の旅行者がやってくるこの生家は、ショパンの原風景となったマゾフシェ地方に広がる田園風景を背景に旅人に癒しを与えてくれるスポットとなっています。近くを流れるウトラタ川のせせらぎや、春のまばゆい緑のなかに、故国へ戻ることなく、心の中に残ったその景色と風土が生涯心の支えとなったショパンの悲哀を感じさせてくれます。秋になると黄金色に染まる美しい木々が、また冬にはすべてが白い眠りについた幻想美に旅情を誘われます。

マゾフシェ地方の歴史街道を歩くとき忘れられないのが、ヴィスワ河畔にあるプウォツクでしょう。ワルシャワから西へ約100km、トルンまで90km、ヴィスワ川の河畔に位置するこの町は11世紀から12世紀にかけてのおよそ60年間は首都になったこともあります。

ポーランド国内でもっとも降雨・降雪量の少ない都市で(年間520mm)、1月の平均気温は-3℃、7月は18℃。ヴィスワ川への傾斜地という立地もあり、高低差が高い町としても知られており、標高は最低58m、最高105mと約50mちかい差があります。

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