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vol5_21

自然の奇跡

この公園は、千年前にポーランドとヨーロッパの低地部の大部分を覆っていた巨大な原生林の残された最後の断片です。公園内の森林構成は、広葉樹種が2/3を占め、針葉樹種が1/3の割合しかないため、現代のヨーロッパの森林とはかなりかけ離れています。 ここはポーランドの自然の豊かさと多様性とを表す独自の象徴ですが、ユネスコはその意味を正しく評価して、ビャウォヴィエジャの原生林を世界自然文化遺産リストと世界生物圏保護区リストの両方に登録しました。ベラルーシの〈ビェラヴィエシュスカヤ原生林〉国立公園とともに、世界に7つ、ヨーロッパに3つある、国境をまたいだ世界自然・文化遺産(World Heritage)の一つを形成しています。

この広大な天然の森林複合体は、ポーランドの東部、ベラルーシとの国境付近にあり、あるがままの自然の木立を残した地帯、また植物相や動物相の標準的な種が生息する地帯としてはヨーロッパでも類を見ないものとなっています。ここには、人間の手が入っていないマツやオークの森、湿原林、そして水に浸かったハンノキやトネリコの森が残されており、今では希少になってしまった種も多数あります。


ビャウォヴィエジャの原生林は、自然という観点から何よりも価値のある部分は国立公園として保護の区域に入れられており、これによって、ほぼ半分が厳重な保護の下に置かれました。1000種以上の維管束植物、200種の蘚苔類、ほぼ300種の地衣類と8500種の昆虫、250種の鳥類、300種の哺乳類が存在します。中には、ヨーロッパ最大の哺乳類で、ポーランドの努力によって絶滅を免れたジュブル(ヨーロッパ・バイソン)もいます。20年以上の繁殖飼育の後、1952年に最初のジュブルが再び森に放たれました。保護区では立ち入り制限があり、定められた道をハイキングするか観光ルートを馬車で行くことしかできません。
国立公園には、その他に、宮殿公園、自然森林博物館Muzeum Przyrodniczo-Leśne、さらには希少動物の飼育センターが含まれています。この飼育センター最大の呼び物はジュブルの群れで、その大半が放し飼いにされています。

 

 

 

アクセス
列車・バス・・・ビャウィストク(Białystok)から直通バス(1日2便)。ワルシャワからビャウィストクまでは鉄道で約2時間半(1日約11便)
車・・・ワルシャワから国道2号線でTerespol方向へ。Mińsk MazowieckiとKałuszynを過ぎたところをLiw方向に左折。Węgrów、Sokołów Podlaski、Drohiczyn、Siemiatycze、Kleszczeleを経由してHajnówkaへ。そこからビャウォヴィエジャ (Białowieża)までは約20km

宿泊
ビャウォヴィエジャ村にペンションなどの宿泊施設があります。
一例: 【宿泊】
WEJMUTKA  www.wejmutka.pl tel.(+48) 85 68 12 385 E-mail: このメールアドレスは、スパムロボットから保護されています。アドレスを確認するにはJavaScriptを有効にしてください , 
Dwór Soplicowo (城館を利用したホテル) www.dworsoplicowo.pl

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